岡本大地選手より、2019年の活動報告が届きましたので、以下に掲載します。

今年度もありがとうございました。2019年は、FIA-F4年間参戦、86/BRZレース参戦、eSports大会運営の3つを主に活動させていただきました。FIA-F4ではサクセスレーシング様より参戦し、チーム初の表彰台や最高入賞回数などをチームに贈ることができましたが、1度も優勝ができなかったことに悔しさを感じています。年間を通してみるといかに小さいミスをせずにレースウィークに臨めるかということを学び、ホンダ、トヨタなどメーカー系チームに勝利することができなかった一番の原因だったと振り返ります。

86/BRZレースでは韓国のタイヤメーカーのNEXENタイヤから開発ドライバーとして参戦し、タイヤ開発に協力してまいりました。 1年を通してタイヤの成熟度は確実に高まっていましたが、レギュレーション上での制限があり限られた中での開発で、ドライバーとしては苦しいシーズンを送ることとなりました。しかし、1年を通してチーム全体は非常にポジティブで今年得ることができたデータを活用して作られる来年の新しいタイヤを楽しみにしています。来年も苦しいレースが続くだろうとドライバーもメーカーも覚悟していますが、昨年よりは高いポジションで戦えることをチーム全員が期待しています。

そして、昨年より構想としていただき続きていた、eSportsの大会、インタープロトeシリーズ(IPeS)とeRaceBattle（RDX)の２大会を運営し、これからのeSportsの可能性や運営の難しさを経験することができました。すでに、来年の運営も決定しており2019年よりも、より高品質で規模の大きい大会へと成長させていきたいと考えています。

今年１年間を振り返るとこれまでにない多忙なシーズンを送らせていただき、年頭には想像することもできなかった経験をたくさんすることができました。この貴重な経験をすることができたのは、スポンサー様の支援がベースにあってできたことだと強く感じています。改めまして、今年度のご支援ありがとうございました。

岡本大地

一覧へ戻る