ラビットスーパーフローS-301BH
1961年に発売された123cc空冷2ストローク単気筒エンジン搭載のラビットジュニアS-301Aの改良型として、1965年に発売。1964年発売のラビットジュニアS-301Bの変速装置に流体トルクコンバーターを採用したモデル。
ラビットは、1966年ラビットハイスーパーS-211Aを最後に生産を終了しているが、この車両は125ccとしては最後のモデルである。
1955年から始まる日本の高度成長期の中で、当時すでに人々の人気はスクーターから、より小型のホンダ・スーパーカブや乗用車や商用車の4輪車に変わっていた。再びスクーターがブームになるのはヤマハ・パッソルから始まる50ccミニバイク隆盛期まで待たねばならなかった。