陸王RQ750は陸王モーターサイクルから1953年〜58年にかけて発売された。RO750の改良型で陸王の代表的なモデルである。

陸王は、製薬会社の三共（現第一三共）が1931年に設立した「日本ハーレーダビッドソンモーターサイクル」からその歴史は始まっている。当初は輸入販売からスタートしたがのちにライセンス生産を開始。35年に三共内燃機、その後1936年に社名を陸王内燃機に変更した。1949年に一旦倒産したが、昭和飛行機の資本傘下で事業継承し陸王モーターサイクルを設立。しかし1960年に再度倒産し陸王の歴史は途絶えた。

生産期間：1953〜1958年

SV（側弁式）750cc　22馬力

手動進角　手動油圧ポンプ

前進３段ハンドシフト　フットクラッチ