スバル 360
1955年5月に発表された「国民車育成要綱案」に基づき、富士重工業が軽自動車の枠の中で実現させたのがこのスバル360である。富士重工業の前身が中島飛行機であるだけに随所に航空機の技術が見られ、特徴的な丸いボディも航空機の胴体と同様、卵の殻理論に基づくもの。
58年のデビュー当初はコスト低減を第一義とされてきたが、60年代に入って装備を充実し、後期にはスポーティーモデルも登場した。初期にはセダンのほかコンバーチブル、コマーシャルなど、ルーフの開くボディバリエーションも存在した。
エンジン | 空冷直列2気筒 | 排気量 | 356cc |
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最大出力 | 18 PS/4700 r.p.m | ブレーキ | 前後/ドラム |
最大トルク | 3.2 kg-m /3200 r.p.m | 最高速度 | 90 km/h |