CELICA 1600GT
1969年第16回東京モーターショーのトヨタブースに登場したEX-1をベースに『未来の国からやってきたセリカ』をキャッチフレーズに1970年12月に発売された。 我が国初登場の本格的なスペシャリティカーは、当時トヨタが国内で初めて構築したデイリー・オーダーエントリーシステムを利用しエンジン(4種)・ミッション(3種)・エクステリア・インテリアを選べる、セリカ・フルチョイスシステムであった。
セリカ1600GTだけはシステムに属さない最高のスペシャリティカーで、美しい先鋭的なスタイルに高性能ツインカムエンジン2T-G型を搭載し、エクステリア・インテリア・ミッションなどすべてが決まっておりGTの名に相応しいものである。同時に誕生したカリーナと車台を共用している。発売当時価格875000円
初代セリカは、当時としては珍しいだるまのようにふくよかなボディのため、またスラントノーズのフロント部を正面から見ると、メッキのフロントバンパーがダルマのひげに見えるから「ダルマセリカ」または「ダルマ」と称される。
全長×全幅×全高 | 4165mm×1600mm×1310mm | エンジン | 2T-G型 水冷直列4気筒 DOHC |
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ホイールベース | 2425mm | 排気量 | 1,588cc |
最大出力 | 115hp / 6,400r.p.m. | 最大トルク | 14.5kg-m / 5,200r.p.m. |
最高速度 | 190km/h | 圧縮比 | 9.8:1 |
ボア×ストローク | 85.0×70.0mm | 車両重量 | 940kg |